代表挨拶

同じ時代を生き抜くメンバーとして

街には、「困っている」という声があふれています。どこも人手不足は深刻で、お祭りやイベントの廃止のみならず、町会・自治会の解散や商店会の消滅が目立ち、コミュニティの衰退が進んでいます。他者との関わりも希薄になり、頼りたくても誰に声をかけてよいのかわからないという悪循環が生じている印象です。

一方で、「得意なことをいかしたい」「誰かの役に立ちたい」と思いながら、自分の努力だけでは解決できない事情を抱え、社会参加の機会に恵まれない人たちが多く存在します。ふとしたきっかけで社会との接点を失い、力があるにもかかわらず孤立している人たちが、みなさんのすぐ近くにも存在しています。

人がいない、時間がとれない、技術がない、アイデアが浮かばない… そんな地域の「困った!」と、潜在している貴重な人的資源を結びつけて新たな価値を創り出していくことが、ファイブイヤーズの使命だと考えています。みなさんのお仕事や暮らしを支えるご依頼が、これまでなかなか活躍する場面のなかった人たちを輝かせます。

代表取締役 荒木 美穂子

少子高齢化、長引く不況、情報格差などの社会的な課題に加え、度重なる自然災害、詐欺犯罪・・・思いもよらず「弱者」と呼ばれる立場に転じ、助けを借りなければ立ち行かなくなる可能性があることを、誰もが心得ておかなければなりません。同じ時代を生き抜くメンバーとして、痛みも喜びも分かちあう社会の実現をめざしていきます。

代表取締役 荒木 美穂子

代表プロフィール

國學院大学文学部卒。教育学者・竹内常一に師事。不登校経験者を受け入れる全寮制高校・通信制サポート校での勤務を経て、NPO職員として若者の自立支援に携わる。働きたくても働けない事情を抱える人たちの雇用の場の開拓・創出を目標に、2014年に株式会社ファイブイヤーズを設立。